遮音、吸音、防音について

気密、通気、換気について

VRによる住まいの疑似体験（先行導入）

間仕切りを動かして間取りを変更できる住宅（普及段階）

スライディングウォール（可動間仕切り）を活用することで、部屋を必要に合わせて区切って使用することができます。
また、暮らしのシーンに合わせて空間を手軽に仕切ることができる引き戸型のものもあります。

3Dプリンタ住宅（研究段階）

まだまだ、一般的な技術とは言えませんが、3Dプリンタで住宅等を建てる技術も登場しています。
比較的小規模な住宅を短期間で建てることが可能で、人件費や建設コストを抑えることができます。未来の住宅の一つとして注目されるかもしれません。

注目！次世代の建材（研究段階）

近年、さまざまな建材が開発されており、例えば、段ボールなどの紙素材、カーボンニュートラル素材、炭素繊維で強化した木材、炭素繊維による耐震補強、再生建材（再生タイル、再生木材、リサイクルガラス、リサイクルタイルなど）、光触媒によるセルフクリーニング効果のある外装材や防曇効果のあるガラスなど多種多様なものがあります。

ドローンを活用したメンテンナンス（先行導入）

▲ドローン

家具で仕切って間取りを変更する

本棚やクローゼットなどの家具で部屋を区切ることで、子どもの成長に合わせた間取り変更ができます。

結露対策

結露は、空気に含まれている水蒸気が露点以下の冷たい部分に触れて液水になる現象です。暖房している部屋の空気が暖房していない部屋へ移動し、露点温度より低く冷えたガラスなどに触れて結露が生じることがあります。また、断熱性能が低い住宅の場合、夜間など暖房を切ることにより、内装や壁内などの温度が外気の影響により下がり、露点温度以下に達して結露を生じることもあります。高気密・高断熱により、省エネルギー性を高め、住宅全体の温度差を時間的にも場所的にも少なくし、結露・カビ・ダニ・ ヒートショックなどの発生を防ぐことが重要です。

出典：国土交通省 国土技術政策総合研究所

詳しくは、
一般社団法人リビングアメニティ協会「アメニティcafé／結露について」
https://www.alianet.org/amenitycafe/insulation/condensation/

節電対策

不要なときはスイッチOFF。 光熱費の節約や火災等の事故予防にもつながります。

健康にもいい省エネ住宅

省エネを図るためには、住宅の断熱性能を向上させることが有効です。さらに、断熱性能の向上により快適な温熱環境を維持することで、健康への好影響も期待できることがわかってきました。

WHO（世界保健機関）は、寒さによる健康影響から居住者を守るために必要な室内温度として、18℃以上を強く勧告しています。特に、高齢者や慢性疾患患者の住宅は、18℃以上の温度が必要となる場合もあるとしています。調査・研究によると、温熱環境が健康を左右するという結果が出ています。

東京都環境局ホームページ「家庭における対策」
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/climate/home/index.html

断熱性能を上げると、結果的に遮音性も高めることとなり、騒音ストレスの軽減や睡眠の質の向上といった健康メリットにつながります。

マンション居住者一人一人ができる省エネ