このページの本文へ移動

03環境・省エネに配慮した住まい

東京都は、2050年までにCO2排出量を実質ゼロにする
「ゼロエミッション東京」の実現を掲げ、2030年
までにCO2排出量の50%削減を目指すとともに、
脱炭素社会に向けた取組みを進めています。
中でも、住宅において消費される
エネルギーの半分以上が冷暖房・給湯であること
から、断熱性能を向上させるとともに、太陽光発電
など再生可能エネルギーを導入していくことが必要
です。
ここでは、環境・省エネに配慮した住まいづくりに
役立つ情報をご紹介します。

エネルギー利用を効率化・見える化する住まい


令和3年度エネルギーに関する年次報告 (エネルギー白書2022)によると、2020年度における家庭用エネルギー消費に対する用途別のシェアは動力・照明他(34.0%)、給湯(27.8%)、冷暖房(27.5%)、厨房(10.7%)の順となっています。

経済産業省資源エネルギー庁「「令和3年度エネルギーに関する年次報告」(エネルギー白書2022) HTML版」
https://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2022/html/

家庭における省エネ対策は、機器の使い方や省エネ性能の高い機器選択(交換)はもちろん、住宅そのものを省エネ住宅にすることが重要です。断熱、気密、遮熱と開口部の日射遮蔽などを高めることで、冷暖房のエネルギー消費量を少なくすることができます。

経済産業省資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」省エネルギー住宅とは
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/

TOKYOすまいと「環境にやさしいエコ住宅とは?」
https://www.juutakuseisaku.metro.tokyo.lg.jp/tokyosumaito/eco.html
住宅政策本部ホームページ

新しく住宅を建てるとき・購入するとき・部屋を借りるときは?

先端技術でもっと便利にするには?

リフォームやDIYでもできることは?



日ごろから取り組めること・お役立ち情報



こんな補助制度があります(参考)
(※補助制度がすでに終了している場合があります)

  • 東京ゼロエミ住宅の新築等に対する助成事業(東京都)
  • ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス )支援事業
  • 既存住宅における断熱リフォーム支援事業
  • 長期優良住宅化リフォーム推進事業
  • LCCM住宅整備推進事業(国)
  • ZEV補助金(東京都)
  • 災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業(東京都)
  • 健康にもいい省エネ住宅(東京都)
  • 既存住宅の省エネ診断、省エネ設計、省エネ改修の補助(東京都)
  • 既存住宅の性能向上リフォームによる所得税控除の特例措置(国)、固定資産税の特例措置(区市町村)
  • 非住宅建築物等木材利用促進事業(林野庁)
  • 多摩産材利用啓発推進事業(東京都)
  • サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)及び 優良木造建築物等整備推進事業(国)

CO2排出削減に貢献する住まい


東京都環境基本計画によると、エネルギー消費量の部門別推移は、コロナ禍による在宅時間の増加等の影響もあり、家庭部門は2000年度比で唯一増加しています。(エネルギー消費のうち家庭部門の割合は35.0%)
東京都環境局ホームページ「東京都環境基本計画2022」
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/basic/plan/master_plan/index.html

イメージイラスト 出典:「東京都環境基本計画2022」

東京都は2030年までにCO2排出量の50%削減を目指していますが、そのためには徹底したエネルギー消費効率の改善や太陽光発電などの再生可能エネルギー及び脱炭素電力の活用、ZEHやLCCM住宅等の普及促進などを進める必要があります。

イメージ写真出典:「東京都環境基本計画2022」

新しく住宅を建てるとき・購入するとき・部屋を借りるときは?



先端技術でもっと便利にするには?


リフォームやDIYでもできることは?