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既存住宅の流通促進に向けた指針
~「いい住宅をつくり、きちんと手入れして、長く大切に使う」社会への移行のために~

最終更新日:平成30(2018)年3月28日

  都民の豊かな住生活を実現するためには、それぞれのニーズに応じた住宅を安心して選択できるよう、住宅の質の向上を図るとともに、新築住宅、既存住宅を問わず、多様な住宅が市場に供給されることが求められます。
 また、空き家の増加による街の衰退防止などの観点からも、既存住宅流通市場の活性化が必要です。
 そのため、「住宅をつくってはこわす」社会から、「いい住宅をつくり、きちんと手入れして、長く大切に使う」社会への移行、すなわち、循環型の住宅市場の形成に向けて、住宅ストックの質の向上と流通促進、住宅に係る取引の安全・安心の確保を図るため、以下のとおり、既存住宅の流通促進に関わる事業者に向けた指針を定めました。

1 指針の概要

取組1 既存住宅を安心して売買できる市場の整備 主に「宅建業者」向け

  ○ 建物状況調査、瑕疵保険、住宅履歴情報の蓄積・活用などを消費者に推奨 等

取組2 良質なストック形成に向けた家づくりの推進 主に「建設事業者(リフォーム事業者含む)」向け

(1) 良質な住宅の供給
  ○ 長期優良住宅の認定や住宅性能表示などの制度の活用を消費者に推奨 等
(2) 計画的な維持管理
  ○ 計画的な維持管理を消費者に推奨 等
(3) 適切なリフォーム
  ○ 性能向上リフォームを消費者に推奨 等

取組3 事業者間の連携による安心して売買できるための取組 既存住宅の流通に関わるすべての事業者向け

  ○ 事業者間の連携によりワンストップで情報提供や相談対応
  ○ 消費者の既存住宅に対するイメージの向上
  ○ 事業者間での情報交換等による知識や技術力の向上

2 指針本文

既存住宅の流通促進に向けた指針(PDFファイル673KB)

3 関連ガイドブック等

指針の中で参考資料として記載されている東京都のガイドブック等は以下のリンクからご確認ください。