このページの本文へ移動

既存住宅(中古住宅)購入のポイントは?

既存住宅(中古住宅)を持ち家として取得する方は年々増加しています。都心では、既に開発が進み、新築マンションの供給が減少する一方で既存マンションの流通件数が増加しています。郊外では、新築には無い味わいが魅力となる古民家を再生した住宅が注目されるようになってきています。既存住宅に目を向けると住まいの選択肢は豊かになります。一方で、既存住宅の購入には、新築住宅とは異なる注意すべきポイントがあります。ここでは既存住宅の健全性等を確認・調査できる制度をご紹介していますので、是非ご活用ください。

東京都既存住宅流通促進事業者グループ登録制度

既存住宅の売買に関する様々な事業者が連携して、消費者にワンストップで相談対応を行うグループを都が登録・公表する制度です。既存住宅売買の専門家であるコーディネーターが、丁寧な説明で相談者の不安や疑問を解消し、安心した売買をサポートしてくれます。

長期優良住宅
長期優良住宅イメージイラスト

劣化対策、耐震性、可変性などの性能を有し、長期にわたり良好な状態で使用できる住宅を認定する制度です。良い住宅を作って、きちんと手入れをして長く大切に使いたいと考えている方に適した住宅となっております。また、認定を受けた住宅は、税制優遇等を受けることができます。

安心R住宅(国制度)
安心R住宅マーク

国土交通省が「中古住宅」のマイナスイメージを払拭し、「住みたい」「買いたい」既存住宅を選択できるようにするために作った制度です。今まで実施した点検や修繕の内容や、保険・保証、省エネ性能など物件選びに役立つ情報を確認することができます。

建物状況調査(インスペクション)
建物調査イメージイラスト

建物の基礎、外壁など建物の構造耐力上主要な部分及び雨水の浸入を防止する部分に生じているひび割れ、雨漏り等の劣化・不具合の状況を把握するための調査です。これを行うことにより、既存住宅売買の引渡し後のトラブルの回避につながります。

既存住宅売買瑕疵保険
既存住宅売買瑕疵イメージイラスト

既存住宅の売買後に見つかった構造上の不具合や雨漏り等の補修費用等が保証されます。保険に加入するためには、住宅の基本的な性能について、専門の建築士による検査に合格することが必要です。 これにより、安心が確認された中古住宅の取得が可能となります。

住宅履歴情報
書類イメージイラスト

住宅がどのようなつくりで、どのような性能があるか、また、建築後にどのような点検、修繕、リフォームが実施されたか等の記録を保存、蓄積していれば、 設計・施工・維持管理等の情報があるため安心・納得して売買ができます。

東京既存住宅ガイドブック

既存住宅購入を検討し始めた方向けのガイドブックです。既存住宅を売りたい人・買いたい人のために、参考となるポイントを具体的な事例を使い、わかりやすく紹介しています。

安心して既存住宅を売買するためのガイドブック
(戸建住宅編)

既存住宅の売買を詳しく説明したガイドブックです。戸建住宅を売買する際の取引手順とチェックリスト、不動産取引と契約に際しての留意事項を紹介しています。

安心して既存住宅を売買するためのガイドブック
(マンション編)

分譲マンションには、区分所有に伴うルールや制約、管理組合による共用部分の管理など、戸建住宅にはみられない特性があります。このガイドブックでは、マンションの購入を検討する際の大切な視点、売買を行うに当たってのチェックリスト、契約時の留意事項等を紹介しています。

東京都空き家情報サイト
東京都空き家情報サイトイメージ画像

東京都空き家情報サイトは、空き家の適正な管理、有効活用、発生の予防等に役立つ情報を紹介するサイトです。空き家に関する相談窓口支援制度空き家を探す方法などについて掲載しています。