最終更新日:平成30(2018)年10月22日
東京都では、狭くて高い東京の戸建住宅の市場構造の改革をめざして、東村山市本町地区プロジェクトにおいて、広くて質が良く低廉な戸建住宅の建設を行う「実証実験」を実施しました。
このプロセスで得られた合理化等の手法を中心に、地域の工務店の方々に向けてとりまとめたものが「地域工務店のための安くて質の良い家づくりのひけつ」です。
(1) 特徴
- ・実証実験の成果に裏付けられた具体的な合理化手法を、段階毎に紹介
- ・中小規模の地域工務店が実務で活用できる内容を取りまとめ、写真・図・イラストなどを豊富に用いて解説
(2) 主な合理化のポイント
〔住宅の企画・設計段階〕
- ・平面・断面計画の単純化
シンプルな形状・解放的な間取りにより、外壁や間仕切りの施工手間を軽減 - ・材と工の整理・集約化
柱や梁等の種類の整理、寸法の統一により、材料のロスを無くし、作業時間を短縮
〔材料等の調達・加工段階〕
- ・資材・人材調達の効率化
木材産地と直結し、中間流通経路を省略 - ・工場加工比率の向上(現場作業の効率化)
工場でのプレカットを活用し、階段などのユニット化を推進
〔現場の施工・管理段階〕
工程管理・品質管理
チェックシートにより品質を確保し、施工ミスを防止
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■ 地域工務店のための安くて質の良い家づくりのひけつ全文(4.3MB)
・表紙・はじめに・目次(0.6MB)
・第1章(0.7MB)
・第2章(1.3MB)
・第3章(1.6MB)
・第4章(0.4MB) - ■ 地域工務店のための安くて質の良い家づくりのひけつ概要版(0.9 MB)
なお、本書は都庁第一本庁舎3階都民情報ルームにて閲覧ができます。
詳しくは都民情報ルームにご連絡ください。
都民情報ルーム 電話 03-5388-2276(直通)