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不動産取引の手引き

最終更新日:令和5(2023)年2月28日

※出典元:(一財)不動産適正取引推進機構編集発行「不動産売買の手引」

はじめに

一般の方が、不動産の売買をすることは一生に何度もあることではありません。マイホーム購入についての知識や経験も少ないのが普通です。
そこで、つい業者任せになってしまい、後になってから「こんなはずではなかった」、「悪質業者にだまされた」といったトラブル相談が多く寄せられています。
ここでは、一般財団法人不動産適正取引推進機構の発行する「不動産売買の手引き」の内容から 、マイホームなどの不動産を購入する方のために、最低限知っておいていただきたい知識を紹介します。
購入の計画から始まり、取引が終了するまでをステップを追って、注意すべき点を説明してあります。
よく読んで、くれぐれも失敗のない不動産取引を行って下さい。

不動産売買の手引 (一般財団法人不動産適正取引推進機構のホームページへ)

イメージイラスト

【目次】

不動産取引の心構え ★取引のポイント
★不動産取引の一般的な流れ
1 不動産を売るときのポイント
  1. 1.売却までの流れ
  2. 2.トラブル防止のための告知と確認
  3. 3.こんなトラブルに注意
2 不動産を買うときのポイント①
  (購入計画)
  1. 1.どんな場所の、どんな家に住みたいのですか
  2. 2.予算は? どれだけの返済が可能ですか
  3. 3.買換えのときは
3 不動産を買うときのポイント②
  (情報収集)
  1. 1.物件の情報を集める
  2. 2.オトリ広告に注意
  3. 3.よい広告とは
  4. 4.現地調査・確認のポイント
4 媒介(仲介)契約を締結するときは
  1. 1.宅建業者の選び方
    ○業者名簿閲覧の手引き
  2. 2.媒介業者と媒介契約(または代理契約)を締結する
5 既存住宅を売買するときは
  1. 1.建物状況調査の活用を検討する
  2. 2.建物状況調査とは・メリット
  3. 3.建物状況調査のあっせんの流れ
6 契約をする前に
  1. 1.宅建業者が禁止されている行為
  2. 2.宅建業者の「重要事項」の説明義務
  3. 3.重要事項説明書の記載・説明事項
  4. 4.知っておきたいこと
7 契約を締結する
  1. 1.契約を締結するときの心構え
  2. 2.手付金等を支払うとき
  3. 3.建築条件付土地の契約をするには
8 契約を解除するときは
  1. 1.クーリング・オフによる解除
  2. 2.手付放棄による解除
  3. 3.ローン利用特約等の条件に基づく解除
  4. 4.債務不履行による解除
  5. 5.消費者契約法による契約の取消し
  6. 6.詐欺や錯誤による契約の取消し
  7. 7.話し合いによる合意解除
9 残金支払(決済)と引渡し
  1. 1.決済・引渡しとは
  2. 2.事前準備と事前確認
10 引渡後に不具合・欠陥が…
  • 1.契約不適合責任を追及するには
  • 2.改正民法施行前の売買契約の取扱い
  • 3.宅建業法、品確法、消費者契約法における特別の定め
  • 4.「アフターサービス」との違い
  • 5.売主が倒産した場合の瑕疵担保責任は